ヤマビタイヘラオヤモリ
【和名】ヤマビタイヘラオヤモリ
【学名】Uroplatus sikorae
【分類】ヤモリ科ヘラオヤモリ属
【全長】15〜20cm前後
【寿命】15~20年
【原産】 マダガスカル等
【温度】25度前後
【湿度】多湿傾向
【食性】肉食
【飼育設備】ケージ(高さのあるもの)、床材、保温器具、ドリッパー、レイアウト(コルク等とセンス!)
ヘラのような尻尾から「ヘラオ(篦尾)ヤモリ」と言われている可愛い特徴のあるヤモリです。その中でも中型で比較的飼いやすいヤマビタイヘラオヤモリ。樹皮や枯葉などに上手に擬態していて、それぞれの個体で柄が全く異なります!
餌は昆虫や人工フードで飼育でき、ピンセットから直接食べてくれる子も多く慣れやすいヤモリです。
いわゆる壁チョロ系なので、時たまピョーン!と飛んだりすることもありますが(笑)意外と大人しい子も多い印象。
止まっている水には反応しないので、ドリッパー等で水滴を垂らしたり、壁面への霧吹きの水などで水分補給をしてあげましょう。
また、多湿を好みますが蒸れには弱いので通気性の確保は必須。
コルクや葉っぱ、ツタなどでレイアウトすれば小さなジャングルの出来上がりです!
ぱっと見は地味ですが、趣のあるヤマビタイヘラオヤモリ。お探しの方は素敵な子と出会えるといいですね。
【飼育における注意点】
・ヤモリですので尻尾を自切することがあります。よく慣れてハンドリングをさせてくれる子もいますが、ハンドリング時には十分に気をつけましょう!
・脱皮不全による趾下薄板(しかはくばん)の損傷。脱皮後には、ちゃんと脱げているか足の裏などをよく見てあげましょう。足の裏が脱皮不全などで損傷してしまうと、壁面にくっつけなくなってしまいます。
0コメント