グリーンイグアナ
【和名】グリーンイグアナ
【学名】Iguana iguana
【分類】イグアナ科
【全長】150〜200cm
【寿命】10~15年
【原産】ガイアナ〜コスタリカ等
【温度】30度前後(ホットスポット35〜40度)
【湿度】多湿傾向
【食性】草食
【飼育設備】ケージ、水入れ、餌皿、床材、バスキングライト、紫外線、登り木等
THE・爬虫類とえばイグアナ!?というくらい誰でも知っているメジャーなトカゲですね。
グリーン色の体をしているから「グリーンイグアナ」という名前なのは明白ですが、実はこのグリーンイグアナ、様々な色の「グリーンイグアナ」がいます。
…緑でないイグアナ、でもグリーンイグアナ…混乱しそうですね(笑)
美しい緑色をしたノーマルタイプから目が覚める様な青色をしたアザンティック、赤味が強く表現されるエリスリスティックや、目が赤く体が黄色いアルビノなど、意外とカラーバリエーションがあります。
実際に見た目がグリーンではない個体は、わかりやすくブルーイグアナやレッドイグアナとも呼ばれています。
成体になると、雄は立派なクレスト(背中のヒレ)が見事に隆起して恐竜のようでカッコイイです。
雌は雄と比較すると温厚な性格で、人に慣れやすいとも言われますね。グリーンイグアナは学習能力が高く、とてもかしこいトカゲです。
成体の体長は2メートル近くになることもありますので、飼育スペースは広めに確保したいところです。大きな温室や、犬猫用の高さのあるケージなどを用意したり、はたまた一部屋をまるごと!?イグアナ仕様に改造して、放し飼いをする飼い主さんも少なくありません。
野菜等がメインの食餌なので、様々な種類のものをバランスよく毎日あげましょう。おすすめは小松菜やチンゲン菜、大根の葉などです。彩りにみかんやリンゴなどを使うのも食欲が増していいかもしれませんね。
人工フードも販売されているので、その子にあったご飯にしてあげましょう!
もちろん食べてもらうだけではなく、紫外線をたくさん当ててあげることも健康を維持するのに大変重要ですので、忘れてはいけません。
【飼育における注意点】
・野菜の中には、あげてはいけないものもあります。ねぎやニンニクなどの刺激物、シュウ酸の多いほうれん草なども避けた方がよいとされています。
・爪がかなり鋭いので、削ったり切ったり、イグアナも飼い主さんもお互いに怪我のないようにしましょう。
・機嫌が悪かったり慣れていないとテールアタック(尻尾をムチの様に使ってはたいてくる)で攻撃してきます。目などに入る可能性もあるので近づく時などは特に注意しましょう。
特に繁殖期の雄個体はかなり興奮する傾向がありますので注意しましょう。
・最後に…
とても大きくなります!しっかり愛情を込めて終生飼育をしてあげましょう!
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